本記事はノーコードアプリ開発について全く知らなかった管理人が独学で勉強し、ここ大事!と感じた部分を記事にまとめています。
本ブログでは新UI画面で内容をまとめています。
新旧画面への切り替えは、下図を参考に該当アイコンをクリックしてください(^^)
まずはじめに
- 承認作業において決裁者の差戻し理由をGメールで知らせたい人
- アクションボタンで必要な情報を反映した状態でGmailの作成画面を立ち上げる
今回の記事は、アクションボタンによる差戻しメールを送信する設定方法についてです。
決裁者が申請内容に対して承認というステップを踏む際に、許可ができないため差戻すことがあります。
この時にどういう仕様であれば、アプリ利用者が受け入れてくれるか?
そこで考えたのが、Gmailによるメールの発信でした。
特に年配の方は、自分の慣れ親しんだ仕組みややり方を貫こうとしますので・・
私の職場にはそういう人たちがいっぱいいます・・笑
そういう人たちにも極力寄り添うわかりやすい仕組みとなっていますので、ぜひ参考にしてください(^^)
それでは勉強していきましょう!
検証データについて
今回用いた検証のデータです。
この記事の設定を行うために必要な項目として、
- メールの件名に入れたい案件名
- 申請者と承認者(決裁者)のメールアドレスを取得すること
- ステータスカラムをもたせること
この3点は必ず設定してください(^^)
アクションボタンの設定
差戻しメールを送信するためのアクションボタンの設定の説明です。
まずは、Behavior → Actionsと進みます。
次に、Do thisにExternal go to a websiteを選択します。
Targetに以下の構成でURLを指定します(^^)
https://mail.google.com/mail/u/0/?fs=1&tf=1&source=ig&view=cm&to=(宛先のメールアドレス)&cc=(CCのメールアドレス)&su=(メールの件名)&body=(メール本文の文章)
上記のURLで立ち上げるメールを思いどおりに設定することが可能です(^^)
これを今回のカラム設定に置き換えると、以下のURLになります。
concatenate(“https://mail.google.com/mail/u/0/?fs=1&tf=1&source=ig&view=cm&to=”,[申請者],”&cc=”,[承認者],”&su=”,”【差戻し】”,[案件],”&body=”)
concatenate()関数でテキストをつなげることが可能です
concatenate()関数については、こちらの記事を参考にしてください(^^)
【永久保存版】appsheetで覚えておくべきText関数
設定の確認
最後に設定の動作検証を行ってみます。
登録したデータは上図です。
アクションボタンの差戻しメールをクリックすると、
宛先、CC、件名が入力された状態でメール作成の画面が立ち上がります(^^)
連絡手段がメールであるため、任意で写真や添付資料、参照リンクなどを本文に入れることも可能です。
まとめ
以上、差戻し処理を汎用的に設定する方法についての記事でした。
この方法に加えて、ステータス移行をするアクションボタンをグルーピングすることで、ステータス移行をさせつつ、メールを送信することも可能です。
こういう仕組みを作って上げることで、万人に受け入れてもらえると思います(^^)
記事内容について何かありましたらページ下にあるコメント欄からコメントをお願いします。
わかりにくかった部分や間違った情報などご指摘いただけると嬉しいです!
勉強お疲れさまでした(^^)
こういうアプリと本記事の内容を組み合わせるといいと思います(^^)
【超実践的!】電子印承認アプリの作りかた