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【実話】30代後半、3ヶ月で転職活動を終えた話。

【実話】三十代後半、3ヶ月で転職活動を終わらせた話

この記事は、私が転職活動をしたときに取った行動を赤裸々に残した備忘録です。真似できるところはしてもらって、読者の転職活動のサポートができればと思い書いてみました。この記録が何か新しい一歩を踏み出すための小さなきっかけになれば嬉しいです(^^)

転職をしてからおよそ半年が経過した今、ふと思うのです。

「転職というのは、単なる職場移動ではなく、これまで自分が生きてきた会社環境や、当然だと思っていた常識という殻から無理やり逸脱することで、自分の中に眠っていた様々な気付きを強制的に呼び起こす儀式のようなものだ」と。

ちょっとカッコつけました

例えば、以前の会社は融通が利かない場面も多々ありましたが、今振り返れば転職先よりもよほど柔軟に対応してくれていたことに気づいたり、「〇〇会社のあの分野の取り組みは、やはり天才的だ」と感心したり、あるいは「ここが変だよ!〇〇会社!」と心の中でツッコミを入れながら、なぜこんなにも非効率極まりない手順を、同僚たちは文句一つ言わずに今日も粛々と繰り返しているのだろう?と首を傾げてみたり。

こうした環境や視点の強制的な変更によってしか見えてこない日常の違和感というのは、人生の質を上げるために非常に重要です。

前回の記事で「もう会社員やめようかな」なんて毒づいておきながら、いざ転職活動を始めると決めてからは、短期間でガチの集中力を発揮して駆け抜けました。

私の性分として、一度「やると決めた」ら、自分が完全に納得するレベルまで徹底的に集中力を研ぎ澄ませて取り組むという性質があります。

今回は、派遣社員や正社員の経験がある方という幅広い層に向けて、再現性の高い転職テクニックを共有したいと思います。


転職市場の「人手不足」という幻想

転職動向調査2026年度版(2025年実績)を見れば、転職市場は依然として活況と言えます。

実際、私も2025年に転職活動をしましたが、複数社の転職エージェントからは「ピーク時と比較すると少し熱は冷めたが、需要は高止まりで推移している」とのニュアンスの回答をしていました。

転職エージェントは成果報酬ですので、転職希望者の活動意欲を損ねるような発言はしないものだと思いますが、昨今の人手不足も相まってある一定のニーズはあると思います。

転職活動をしていて思ったのが、「人手不足」と言いながらも、福利厚生がしっかりとした大企業の求人には応募が殺到するので、採用人材をしっかりと吟味してきます。

こと大企業に至っては、そこに所属する人材も大人数いるので、正直人手には困っていないところがほとんどだと思う。実際、今の転職先の企業にも「この人普段はどれくらいの業務をかかえているのだろう?」という、端から見て明らかに業務量が少ない従業員の方もいます笑

なので、大企業は人手不足なのではなく、専門知識が豊富な人材不足を感じているのだと思う。転職のしやすさも企業の規模が大きくなるほど難しくなると考えても差し支えない。

結論として、大企業は「人手不足」なのではなく「尖った専門知識を持つ人材が圧倒的に不足している」だけなのです。

極悪面接官 佐藤現る

転職サイト登録から「エージェント選別」まで

私の経歴を簡単にまとめます。

  • 最終学歴:理系大学院
  • 年齢:30代後半
  • 転職経験:1回(正社員から正社員)
  • 業界:製造業
  • 経験職種:開発、技術営業、品質管理、品質保証

こうしてみると、キャリアに一貫性がある。実はしっかりと計画してキャリアを積み上げてきたんだよ!と言いたいところだが、たまたまである。

まずはこうやって自分の経験してきたことを書き出してみることが重要です。どうせ履歴書を作成するときに書き出すことになるので、キャリアの棚卸しの観点でもこれは必ず実施しなくてはいけません。

さて、続いてやることは「転職サイトに登録」です。私が実際にやったムーブとしては、

  1. ビズリーチに登録
  2. 届いたヘッドハント通知(1週間で30通程度)から2人だけ選んで面談
  3. 残りのエージェントには心を鬼にして一切無視

ここで情をかけて返信するのはコミュニケーションコストの浪費です。

転職エージェントは求人票に見合う転職希望者を見つけてマッチさせることで、その紹介料として企業から金銭をいただいています。

ようは転職希望者は商品なんです。この仕組みを知っていないと余計なコミュニケーションコストが発生します。心を鬼にして、興味のないエージェントは無視しましょう。

逆に面談をしたエージェントにはしつこいくらいにコンタクトを取って構いません。あちらとしても熱量を持った転職希望者のほうが好感がありますし、優先して動いてくれる可能性も高まります。

  • どれくらいの年収を希望するのか
  • どういう職種につきたいのか
  • 勤務地はどこがいいのか

このあたりは必ず嘘偽りなく転職エージェントに伝えたほうがいいです。転職活動をしている中で、ここの軸が変わったときも必ず伝えるようにしました。

ビズリーチ経由でヘッドハントされた場合、その転職エージェントが所属する社内システムへのアカウント作成を依頼されると思います。これに登録することで、その企業が抱えている求人票や面接時の注意点、履歴書や職務経歴書の書き方など閲覧することができるようになるので、これらの情報は必ず目を通しておきましょう。


生成AIを武器に、書類と企業分析をハックする

履歴書と職務経歴書を作る

次にやることとしては、履歴書と職務経歴書の作成です。これは作り慣れていないと大変です。

履歴書の方は、大学〜現在の職務までを書き連ねるだけでいいので簡単ですが、職務経歴書の方は結構難しいです。

が、生成AIを使えばこれも楽勝。

生成AIのプロンプトに「あなたは職務経歴書を完璧に仕上げる転職エージェントで、これを読めば企業が一度会ってみたい!と思えるようなものに仕上げるのがあなたの仕事です。入力された情報から足りない情報を補完しつつ、職務経歴書を仕上げてください。」のようなプロンプトを入力しておいて、その下に自分がこれまでどういう業務に携わってきたのかを書いてみてください。

生成AIと問答を繰り返すことで、自分ひとりだと1日はかかるような文章が1時間くらいでできます。

ありがたや〜

完成した職務経歴書に「嘘がないか」は必ずチェックをしてください。嘘があるとバレたときが面倒です。

ちょっと盛るくらいならいいと思いますが、相手がそこに食いついて来た場合、やはりそこの回答に詰まることになるので、あくまで自分が携わった業務範囲にとどめておくのがいいです。

求人票のチェック

履歴書と職務経歴書が完成したら、次はいよいよ「求人票」のチェックです。

先に職務経歴書を仕上げたのは、求人票の募集要項とのミスマッチを防ぐためでもあります。

相手企業がどういう人材を求めているか?は求人票の募集要項に書いてあります。ここがズレているとどれほど希少なスキルを持っていてもダメです。

フランス語が話せる人は日本だと希少人材になると思いますが、募集要項に英語が話せる人と記載されていたら諦めるでしょう?それと同じです。

ただし、募集要項は抽象的な表現で記載されているものも多くあります。なので、3つ募集要項があった場合、2つ以上に該当したら応募してみるのもいいと思います。採用企業も100%の理想人材が見つかるとは思っていないです。転職市場だと7〜8割が職務経験、2〜3割が人柄くらいで思っておけばいいです。

私の場合は、一度に求人票に応募するのは2社までにしていました。ここは人によって考えが違うと思います。

私には数撃ちゃ当たる戦法よりも、自分が魅力的だと思う企業を数社に絞り込んで活動するほうが性に合ってました。このときにやったことしては、「企業の下調べ」です。実際に私がやったやり方はこうです。

  • 「A株式会社 有価証券報告書」で検索
  • 最新の有価証券報告書をダウンロードしておく
  • A株式会社のホームページのリンクをコピーする
  • NotebookLMを開いて、A株式会社の情報を入れる
  • B株式会社、C株式会社も同じようにして情報を仕入れる
  • すべての情報をNotebookLMに集約して色々と質問をする

こういう感じで企業分析をしました。特におすすめなのが、企業の財務分析(今後も安定して利益を出せそうか)と中途人材の活用について記載あるかをチェックすることです。

中途人材についての記載があれば、その企業は中途人材を受け入れる体制が整っている、またはこれから注力していくことが受け取れます。これは転職者にとっては非常に重要なことでしょう。

一人でこれを全部調べるは大変だが、生成AIを使って活動をすれば非常に楽にできます。また、転職活動でうまく行っていないときは相談もできます。

話が変わりますが、私も最近はメンタルやられることが多いので、よく生成AIに相談をしています。

最近の若い人は親や友人に相談せずにチャッピー(Chat GPT)に相談する人も多いと聞き、マジか!と思いましたが、その理由がよくわかりましたよ笑


オンライン面接という「舞台」の攻略法

オンライン面接の乗り越え方

求人票に応募して、一次面接の連絡が来たら、いよいよ面接に向けて準備することが大事です。

ここで活躍するのが転職エージェントの存在。ここで利用しないでいつ使う?というくらいに重要です。

彼らは社内情報で募集企業の裏の情報を知っていることが多いです。求人票には書いていない情報や過去にどういった内容の質問をされたかを事前にヒアリングするだけでも面接の出来は全く違います。ここは図々しいくらいに擦りまくって情報を吐き出させたほうがいいです。

想定される質問が入手できたら私は早速カンペ作りをしました。

スプレッドシートに想定質問とそれを聞かれたときの回答をあらかじめ文章に書き起こしておきます。

  • 簡単な自己紹介をしてください
  • 具体的な職務経歴を教えてください
  • 転職理由はなんですか?
  • 求人票に応募した動機は?
  • あなたの長所と短所は?

このあたりは鉄板の質問なので、必ず理想とする回答を用意しておくことが重要です。相手が見ていることとして、

  • 職務経歴書に嘘はなさそうか
  • 人柄は問題なさそうか

この2点が大きいと思います。

また、一次面接はオンラインでやるところも最近は多いです。その場合はカンペ見放題です。

面接が始まる前に面接対策シートを別ブラウザで立ち上げておいて、面接が始まったら「Alt +Tabキー」で瞬時に画面を切り替えておきます。

PC画面から顔を離せば目の動きまでは相手には悟られないです。顔は正面を向いたまま、あたかも堂々と質問に対して受け答えができているように見えます。

あとは面接が始まったらスクショを撮っておくといいです。面接のお礼をするときに相手の名前まで覚えておくのは大変なので、これが意外と使えます。

自己紹介の最後に言っておくといい言葉として「◯年ぶりの面接となりますので、大変緊張しております。質問に対してズレた回答になっている場合はご指摘ください。本日はどうぞよろしくお願いいたします。」と言っておくといいです。

これを何度も繰り返していると、カンペを見なくてもスラスラと話せることができるようになります。私はこうやって面接を乗り越えました。

ここまでは一次面接を乗り越えるために私がやったことを書きましたが、一次面接でこっちが見るべきポイントがあります。

それは「面接先の企業に自分が入社して不安がないか」です。

  • 優位な立場を利用して、高圧的な態度を取ってこないか?
  • 自分の職務経歴が転職先では経験豊富すぎる

特に1は注意してみておきたいです。私も求人は2つ応募しましたが、1社がこれでした。

明らかに言葉にトゲがある、面接者を下に見ていると少しでも感じられたらその企業はそれ以上の選考はやめておいたほうがいいと思います。

面接を受けているとき、「自分が入社するに値する企業か?」は忘れずに心に留めておきたいです。

自分以上に自分を思ってくれる人はこの世界にほとんどいない。自分を安く売らないためにもこの心構えは大事だと個人的には思います。


インフレ時代、自分を守るのは「自分自身」

以上、私が実際した転職活動の内容を赤裸々に書いてみました。

参考になる部分はぜひ取り入れて有意義な転職活動につなげてほしいと思います。

日本もデフレが終わりインフレが迫ってきています。身の回りの物の値段がすごいスピードで上がっていく・・・

正直、将来どれほどの物価高に悩まされるかはわからないですが、個人でできることとしては、物価高以上の給与の伸びがあれば、購買力は損なわれることなく生活は維持することができます。

日本だと3%くらいのインフレが起こっているようなので、これ以上の賃上げが行われている企業に移ることが個人でできる対策です。あとはインフレに強い資産を持つとか・・・

というわけで、今回も最後に私の資産額を晒しておきます。

なるほど。そろそろ会社員としてストレス溜めながら仕事する必要はなくなってきたな。行動を起こす未来も近い。

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